GREEN TEA BLUES
Steve Harris, June 2020
2019年9月、まだ新型コロナウィルスの発生前、アジア地域をうろうろしている台風を上手く避けながら私と2人の息子は父と子の絆を深める旅で日本を訪れました。(タイミングは大切ですね。)鹿児島にいる間、普通の観光地とは違う場所を巡るプライベートツアーでガイドの堀切美貴子さんと出会いました。堀切さんは都会から離れ自然に囲まれた山口さんが営む茶畑へ私たちを連れて行ってくれました。(ついでながら、彼女はとても素晴らしいガイドでした。)私の音楽活動について彼女と話をしている時にふと思い浮かんだのが、『Green Tea Blues(グリーン・ティー・ブルース)』。なんて素敵な曲名でしょう!一つのコンセプトの中に二つの色と二つの文化が存在しているのです。
アメリカに戻るとすぐに、気持ちの赴くままに『Green Tea Blues(グリーン・ティー・ブルース)』を書き上げ、更に幾つか新曲も作りました。そして、11月には私のプロデューサーでもある友人のスチュワート・マイヤーズ、そして類まれなミュージシャングループと一緒にレコーディング・スタジオに居て、そこで私の初めてのジャズの楽曲の録音作業を行いました。茶畑での会話が私を新たな方向へ導いてくれたので、アルバムのタイトルは『Green Tea Blues(グリーン・ティー・ブルース)』がぴったりだと思ったのです。
Steve Harris – Lead and Backup Vocals
John Kuhl – Tenor Saxophone
Charles Arthur – Guitar
Daniel Clarke – Organ
Rusty Farmer – Upright Bass
John O’Reilly – Drums
All music and lyrics composed by Steven D. Harris
Produced by Steven D. Harris and Stewart Myers
Recorded at Scott’s Addition Sound, Richmond, Virginia
Engineered and Mixed by Stewart Myers, Richmond, Virginia
Mastered by Fred Kevorkian, Kevorkian Mastering, New York City
オリジナルカバーは東京と鹿児島を拠点に活動されているグラフィック・アーティスト二野慶子さんのデザインです。これは、開聞岳の前に広がる知覧町のお茶畑から音楽が次々と湧き上がる様子を描いたものです。二野さんは広島市立大学芸術学部デザイン工芸学科立体造形専攻を卒業後、広島と福岡のデザイン会社での経験を経て、2010年よりフリーランス活動、現在はPRISMIC DESIGN.を立ち上げ活躍されています。詳しくはウェブサイトhttp://prismic-design.com または、メールアドレスinfo@prismic-design.comへお問い合わせください。
スティーヴ・ハリス
スティーヴ・ハリスはアメリカ・オハイオ州、州北西部のポルカ・カントリー音楽の中心地でもあるデシュラーで生まれ育ちました。11歳の時、家族で構成するポルカ・バンドで両親と共に音楽活動を始めました。高校時代には、ユーフォニアム(低音金管楽器)のソロ部門とブラス・アンサンブル部門で地域、及び州において上位の成績をおさめました。
高校を卒業すると、音楽への興味を一時的に封印し、石油・ガス開発と日本とアメリカの取引に関する国際税の分野で素晴らしいキャリアを築き上げました。ですが、音楽への思いを捨てたわけではありませんでした。2011年に2人の兄弟と共に新たにポルカ・バンドを立ち上げ音楽活動を復活させました。2013年にはMusic Publishers of America (“MPA”)を共同設立し、中央ヨーロッパ・アメリカ伝統ポルカ音楽の伝説の会社Vitak-Elsnic(V-E) Company の音楽の所有権を獲得しました。2017年、MPAの専有者となります。また、V-Eの楽曲の中から、幾つかのアルバムをリリースしました。(『Then and Now 』(2015年), 『Music from the Heartland』 (2016年), 『Made in Ohio 』(2017年) , 『Polish Blood』 (2018年)) グラミー賞にノミネート歴のあるミュージシャン、Alex Meixner (『Polish Blood』) 、Ted Lange (『Made in Ohio』) とメキシコ・ボレロのアーティストGerardo Calera (『La Golondrina, 2019』)と共にレコーディングも行っています。
スティーヴの興味はプロダクションの領域を超え、新たな楽曲の作成やアレンジに及びました。最初のオリジナルのカントリー曲アルバムとして2019年に『Louisa Crossing』がリリースされています。また、同年に南テキサスの国境を主題とした2つのデジタル・レコーディングのシングルもリリースとなりました。今回のEPアルバム『Green Tea Blues(グリーン・ティー・ブルース)』は彼の初めてのオリジナル・ジャズ曲集で2020年にデジタル・リリースとなります。
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P.O. Box 696 White Stone, Virginia 22578
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Email: info@musicpublishersofamerica.com